スタッフアルファ就活応援団
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こんにちは。採用担当の熊木です。

当社の会社説明会に出席された方は、私と必ず一度会っているかと思います。
説明会の司会者と言えば思い出して頂けるでしょうか。
皆さんの未来を見つめる眼差しがとても眩しく、私も若い方と接点を持てる喜びを感じて選考業務を
進めております。

そこで今回はその「選考」について少しお話をさせて頂きます。

皆さんは今後、書類審査・一次選考といった「選考」が待ち受けております。

以前の就職活動での選考と言えば、知識を試されたり、スピーチ能力を見られる事が多かったのですが
最近では「思考力」「発想力」「協調性」「コミュニケーション能力」「問題解決能力」「人間性」
など「単純な知識」以外の部分を見られる機会が非常に増えています。

社会に出ると型通りの解答では乗り切れない問題ばかりが発生します。
その時、対面した問題にどう対応するかを企業側は見たいわけです。

企業は皆さんを知るために色々な形式の選考を用意します。
「個人面接」「集団面接」「グループワーク」「圧迫面接」、大きな企業では「リクルーター面接」
なども行われるでしょう。

今回はその選考の中でも、多くの学生が苦手としている「グループワーク」について、いくつかの
ポイントを紹介したいと思います。
今後皆さんが巡り会う企業の選考に少し役立てて頂き、就職活動を前進させて行って頂ければ
と思います。

【リーダーの評価が必ず高いとは限らない】
企業側は必ずしもリーダーシップのある人材だけを求めている訳ではありません。

「グループワーク」は各人がどんな役割を果たし、結論を導きたすためにどんな貢献をしたかと
いう点をチェックします。

当然議論を進めていくには「リーダー」も必要ですし、議論を冷静に分析し的確な意見が
言える「サポーター」も必要です。

時間配分の事も考えれば「タイムキーパー」も必要かもしれません。
即席で組んだチームの中でいかに協調性を保ちながら結論を導き出すか、そのためにはどの役割を
したら良いのかと言った事が重要になります。

【グループワークはグループディスカッションと違う?】
複数人の選考対象者をチームに分け、課題に対して議論をかわすと言った点ではどちらも一緒ですが
「グループワーク」は討論だけで終わりにするのではなく、具体的な解決方法や打開策まで導き出す
事が重要となってきます。

誰もリーダーシップを発揮せずチームメイトからの発言も少なく、時間が来てしまって終了・・・では、
そのチームは全滅になってしまうかもしれません。企業は選考対象者に絶対的な正解を求めている
訳ではありません。必ず自分達なりの結論を導き出しましょう。

その導き出した結論をより効果的に説明するために画用紙とペンが必要なら企業に対し要求してみる
のも手かもしれません。君たちの熱意が伝われば、企業によってはキチンと対応してくれる場合もある
かもしれません。

【否定するだけなら誰でもできる】
企業側は必ずネガティブチェックをしています。選考中の態度、就活生としてのマナー、積極的に参加
しているかなどは、頑張って参加している人がいると、より一層マイナス部分が目立ってしまいます。

発言についても同様です。「そうではないと思うのですが・・・」と否定をする事は簡単です。

私たち企業側は、その先へもう一歩踏み出せるかどうかを見ています。

「〇〇の観点からそうではないと思います。なので〇〇を解決するには、・・・と言う考え方は
どうでしょう。」
ほら、前向き感があると思いませんか。

私たちは「言うだけ番長」を必要としていません。

次のステップへ積極的に踏み出し、新しい何かを創り出せる人を求めています。

<最後に>
今回は「グループワーク」についてちょっと触れてみましたが、実際の選考方法は多岐に渡っていると
思います。それでも企業側が求めていることは一つしかありません。

「あなたたちの本当の姿」を見せて欲しいのです。

それは優等生的な解答を求めているのではなく、ましてや素性を隠し、着飾っている姿でもありません。

選考者の皆さんは、自分を理解してくれる企業探しだと思って、選考を思う存分楽しんでみては
いかがでしょうか。
その方が後々ミスマッチが起こらず、お互いが幸せになれる未来が待っていると思います。

 
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